第37回 医学祭

第37回 医学祭

葭山 亜希

第37回福岡大学医学部医学祭実行委員会副委員長

 人間はいつごろからお酒を飲むようになったのでしょうか。今年の福岡大学医学部医学祭のテーマは「アルコールの健康被害について」です。

   お酒は、はるか昔から世界各地で親しまれてきました。お酒を適量飲むことは健康に良いとされ、その効果としては、食欲が増進する、ストレスを和らげる、人間関係をスムーズにする、などが挙げられます。

   また、私たちの住むここ九州にも日本有数の酒所がたくさんあり、おいしい水のあるところに名酒がある、と言われるくらい日本各地にその土地のお酒があり、文化と深く結びついています。こんなに身近で種類豊富なお酒ですが、知らないことが多いことに気づかされます。お酒の適量って?お酒に強い、弱いって?など。 様々なアルコールに関する話題、問題を医学生としての視点から考えていきたいと思います。

   大学生とアルコールというと、飲酒による急性アルコール中毒による死亡事故が年々増加しているというのが現状です。他にも、飲酒運転による交通事故、重度では身体的・精神的疾患につながってしまうアルコール依存症など、問題とされる点は多くあります。人と人とのコミュニケーションのツールであったアルコールが、正しく飲まれないために悪者になっている、という事実に真摯に向き合わなければなりません。

   人々が古来より大切にしてきた「お酒をのむ」という習慣をこれからも残し、百薬の長と言われながらも一方、過剰摂取や、適量を守れず依存症を引き起こす、アルコールの持つ光と影をこの機会に大いに学び、今後の医師としての仕事にも生かしていきたいと思います。

   最後になりましたが、今年も医学祭を開催するに当たり、お忙しい中、御指導、御支援、御協力を賜りました医学部長朔啓二郎先生を始め、学生部長の小玉正太先生、多くのことを教えて頂きました笠健児朗先生、烏帽子会理事会の皆様、諸先生方、広告掲載にご協力頂いた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。副委員長として至らない点も多くあると思いますが、委員会の皆さんと一緒に精一杯頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。