腎臓・膠原病内科学

腎臓・膠原病内科学

腎臓・膠原病内科学

福岡大学腎臓・膠原病内科は1990年に内藤説也教授が腎センター教授に就任され、腎臓内科としての診療を開始しました。2000年より斉藤喬雄教授が2代目の教授として就任され、2007年からは腎臓・膠原病内科として診療を行っています。2012年からは現教授である中島衡教授が就任され現在に至っています。 平成29年度の外来患者数は月平均800名、入院患者数は末期慢性腎不全、ネフローゼ症候群、膠原病患者を中心に300でした。関連施設は、済生会福岡総合病院、二日市済生会病院、福西会病院、壱岐病院などへの医局員の派遣を行っています。 膠原病診療は、中島衡(教授)、三宅勝久(講師)、植木尚子(助教)の三人のスタッフが中心になり対応しています。膠原病の代表疾患には、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎/皮膚筋炎などがあります。全身性疾患であるために、整形外科、呼吸器科、皮膚科、総合診療部などの多くの関連診療科との連携が必須であり、スムーズな連携を心がけています。関節リウマチは、生物学的製剤の開発により、その治療形態が大きく変わりつつあり、血管炎をはじめとする、膠原病の病態を理解する上では、免疫学的機序を想定し、病態を創りだしているサイトカインの制御という点から治療方針を立てることに努めています。 腎臓疾患は、2017年4月に着任しました升谷耕介(准教授)、安野哲彦(講師)、伊藤建二(講師)、浜内亜紀(助教)の4人のスタッフが中心となり診療しています。内容は腎炎・ネフロ−ゼ症候群や腎不全などの診断および治療です。慢性腎臓病(CKD)においては、各ステージや病態に応じた集約的治療、末期腎不全に対しては血液透析だけではなく、腹膜透析 (CAPD)、腎移植のそれぞれの治療法を互いに補完しあう包括的腎代替療法(腎不全治療)の実践に努めています。また、透析療法におけるアクセスの作製および修復は当科にて行っています。  地域の患者さんに質の高い医療を提供できるよう、医局員一同頑張っていますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

福岡大学医学部腎臓・膠原病内科学講座 医局長 安野 哲彦