呼吸器内科

呼吸器内科

教室紹介(呼吸器内科)

「求む 呼吸器内科医」 


 日本人男性の癌による死亡原因のトップに位置する肺癌は現在も増加しており、常時入院患者の8割近くを占めています。また、加齢や脳血管障害などが原因となる誤嚥性肺炎を除いても、感染性の肺炎が増加しています。さらに、びまん性肺疾患の代表格で国家試験にも毎年出題される特発性肺線維症は、各種癌と比べても膵癌、肺癌につぐ予後不良な進行性の疾患であり、近年その増加が危惧されています。外来診療をしていても、食生活や居住環境の変化、大気汚染などにより気管支喘息患者が増えているのは明らかです。医学の進歩により新薬が多く出てきていますが、日本人に多いといわれる薬剤性肺炎も多種多様になってきています。

 このような中、高齢化が進み社会はますます呼吸器内科医を必要としており、事実われわれの教室にも常勤医派遣を求める依頼が多くなっています。専門医療による社会貢献だけでなく病院経営にもプラスになるためです。しかし残念ながら呼吸器内科医は足りていません。

 ここ数年、われわれはフットワークの軽い呼吸器内科医として医療スタッフや他科と風通しの良いチーム医療に取り組んでいます。同時に専門性の高い医師の育成に力を注いでいます。具体的には肺癌の診断・治療・緩和ケア、抗菌薬や吸入薬の適正使用、びまん性肺疾患の画像読影、呼吸管理、気管支鏡や胸腔ドレナージの手技などです。また女性医師も増えつつあり、明るく楽しい教室です。社会も病院もわれわれの教室も、ますます若い力を必要としています。(医局長 松本武格) 

 

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