歯科口腔外科

歯科口腔外科

歯科口腔外科

 歯科口腔外科は、口腔内や、その周囲組織の疾患全般についての診断と治療を行う科です。当科では主に良性・悪性腫瘍、口腔粘膜疾患、顎関節疾患、炎症、顔面外傷、唾液腺疾患、難抜歯、嚢胞、顎変形症に対する外科矯正、精神鎮静法を併用した歯科治療恐怖症患者や有病者の全身管理下での治療などを行っています。


 口腔常在菌は免疫能の低下した多臓器へ容易に感染するため、当科では以前より口腔管理に重点をおいた学生教育を行ってきました。本年からは、「周術期口腔機能管理」が保険収載となり、体の入り口である口腔の健康が、全身に与える影響について広く再認識されました。


 私たちは、口腔の特徴である「疼痛閾値が低く、敏感である」、「口腔粘膜は血流に富み、出血しやすい」といった点や、「外来で行われる観血的処置が多い」、「使用される血管収縮薬の濃度が高い」などといった歯科医学を念頭において診療、教育、研究に携わっています。


 歯科口腔外科の立場から、全身管理に貢献し、その有用性を一般に啓蒙していくことも大切な役割と考えています。